施工方法
剥離剤ケストル・ステントル・シミトッップ
を使ったドアのリフォーム
Step-Before

ドアに「オスモカラー/ワンコートオンリー/#1212シルバーポプラ」を2回塗り、「オスモカラー/1301ノーマルクリアー」で仕上げたものですが、ペンキの様に塗ってしまった為、塗りすぎで木目と素材感が消えベットリとした感じに仕上がってしまいました。
本来のうっすら木目が見え、素材感が生きた仕上がりに塗り替えてほしい、との依頼でドアをリフォームします。

Step-1 剥離剤「ケストル」を使用して旧塗膜の剥離

1:写真で「ストロンTXL2530シンナー」及び「アセトン」を布に付け表面を擦るが、塗膜は全く取れません。
そこで次2:写真、剥離剤「ケストル」を塗ったところ、すぐに表面がひび割れ状に膨れてきました。
3:1時間程度放置後、ディンプルヘラ(スクレーパー)を使って浮き上がった塗膜をすくい取ります。
4:その後で、濡れ雑巾で全体を拭き取ります。

Step-2 「ステントル」を使用して染み込んだ着色料の除去

1:事前に全体を濡れ雑巾で水を含ませます。
2:浸透性着色料除去剤「ステントル」を「アク洗い用刷毛」で塗り、木に染み込んだ着色剤を浮き上がらせます。
3:5分程度放置後「ナイロンブラシ」を 使って木目に沿ってこすります。
4:その後で、濡れ雑巾で全体を拭き取ります。

Step-3 「シミトップ」を使用して木の焼けた色を元に戻します

1:ステントルによってアルカリ焼けして茶色くなった素材を元の木の色に戻す為「シミトップ」を塗ります。
2:5分程度放置後濡れ雑巾で全体を拭き取ります。
3:水気が乾いた後「ミニサンダー」を使って全体を研磨します。
4:その後で、研磨粉を拭き取ります。

Step-4 「ワンコートオンリー」で再塗装します

1:ケストル、ステントル、シミトップを組み合わせて剥離作業の終了したドアを、再び「オスモカラー/ワンコートオンリー/#1212シルバーポプラ」を使って再塗装します。
2:塗り上がり
3:最終仕上がり

※ケストル・ステントル・シミトップともに業務用で刺激性のある液体です。
使用の際には、製品安全データシートをご覧の上お使いください。