屋外木部用保護塗料(防虫防腐)

新しい木材はその木肌や木目の輝きにより人の目を引き付け、その色合いや手触り、清々しい匂いなど人の五感に働きかけ、住む人の生活に潤いを与えてくれます。

そんなフレッシュな木材をそのまま生かすにはどうしたらよいのでしょうか?

屋外に晒す木材をあるがままの状態・色味で維持できたら・・・
木の色が気に入っているのでそのままの色で着色したくない。
屋内だけど日の当たりが良く、日焼けして色が変わってしまうのが心配。

上記のように、新しい木をそのままの状態で維持したいと望まれる方は多くいらっしゃりますが、木材にとって大敵なのは紫外線や雑菌です。

人が紫外線を浴びて日焼けするのと同じように木材も表面の組織が紫外線によりダメージを受け劣化します。木の表面は日焼けによって劣化するに従い表面が着色されたように変色してきます。さらに劣化が進みますと、表面の組織がダメージを受け、吸水性を増した状態になります。この時、水分を媒介にしてさまざまな雑菌(カビの菌や腐敗菌等)が内部に入り込み、条件が整うと繁殖し始めます。

また、もう一つの観点は、「木を濡れ色にさせない 」という点です。木は塗料が染み込み濡れ色に成ります。濡れ雑巾で木を拭いた時に色が濃くなる現象と同じです。この為、人によっては着色されてしまったと勘違いする方もいらっしゃりますが、濡れ色になって本来の色が見えただけです。
下記参照
上記参照ページにも記載ございますが、塗料によっては濡れ色に成らないような対策を採られている塗料もございまして、その塗料を塗った場合は塗る前の色、表情とさほど変化しないで仕上がるものもございますので、合わせてご検討いただければと思います。

屋外木部用保護塗料(防虫防腐)



▲ このページのトップへ