耐久性・耐水性が高く、室内のあらゆる用途に使用出来ます。乾燥が速く、短時間で二度塗りが可能です。また、針葉樹広葉樹両用に使え、広葉樹の導管からの吹き出し現象がありません。ＯＴカラーを混合してカラーオイル仕上げも出来ます。単独で使用できますが、B液を混ぜて耐熱・耐水・耐汚染性を向上させることが出来ます。

針葉樹等の浸透力を必要とされるオイル塗装用に開発。増量されたオイル成分がシットリと仕上げます。ＯＴカラーを混合してカラーオイル仕上げも出来ます。単独で使用できますが、B液を混ぜて耐熱・耐水・耐汚染性を向上させることが出来ます。

ビーワックス（蜜蝋）とカルバナワックスで組成されたネオグレーズワックスは、しっとりとしたヌメリ感のある手触りにしあがります。また、ネオグレーズに混合することによって(右）、オイルワックス仕上げも出来ます。
オイルワックスにした場合は単独で使用できますが、B液を混ぜて耐熱・耐水・耐汚染性を向上させることが出来ます。

オイルフィニッシュは酸化乾燥型の油ですので、年月がすすむに従って日光に含まれる紫外線等の影響を受け色が黄色味を帯びてきます。また木材も同　様に紫外線の影響で色が変化します。ある程度着色をするオイル塗装でしたら、着色剤の持つ対候性でカバーできますが、淡彩色、クリアー塗装ですと色　の変化が問題になる場合があります。
ネオグレーズオイル紫外線吸収剤は日光等に含まれる紫外線を捕まえて、その及ぼす影響を少なくする効果があります。
オイル100gに対して2g程度の割合で加えよく混ぜ合わせてから使用します。混合してからオイルそのものには変化はありません。

オイルフィニッシュは木材に深く浸透して塗膜を作らない塗装方法です。それに反してウレタン塗料の多くは造膜型の塗装に用いられ、強靭な塗膜を作ることで汚れ等の生活汚染から木製品を保護します。また、塗膜ができることによって仕上がり表面がツルンとした感じになり、多くの家具がそうであるように手触りが良くなります。
ここで提案する塗装方法は、オイルフィニッシュとウレタン仕上げとを組み合わせたものです。
上でご紹介したネオグレーズA液・B液とNEOフラットの組み合わせです。NEOフラットとはトルエン・キシレン・ホルムアルデヒドなどを含まず、ハウスシック等の環境に配慮したウレタン塗料です。こんな組み合わせが可能になるのも、ネオグレーズが反応型オイルとして上にウレタンを塗装しても溶け出さない為です。
下に標準的な塗装工程をまとめてみます。