リフォームなどで塗料を剥離して塗り替えを行なう際に使用されるのが「剥離剤」です。カビとかシミ・汚れを除去する「カビ取り剤」とは区別されますのでご注意ください。
□シミ・カビ除去剤については >>> こちらご覧ください
リフォームで塗り直しの際に、旧塗膜が邪魔になる為これを除去する必要が生じます。「剥離剤」は旧塗膜を分解して除去しやすくしますが、「剥離剤」は最終手段と考え、まず旧塗膜を溶かしたり研摩で除去出来ればその方が早道となる場合もございます。
下記にその手順と判断を説明します。
- 旧塗膜が浸透型か造膜であるかで違いますが、とりあえず「溶剤」をウエスに含ませ拭いてみる事です。溶剤をはけ塗りした後で拭いても良いでしょう。旧塗膜浸透型でしたら弱い溶剤「ペイントうすめ液」から始め、溶けなければ「ラッカーシンナー」「ウレタンシンナー」と強くして様子を見て、一番溶解力のあるものが「アセトン」となります。旧塗膜造膜でもウレタンシンナーから試すと良いでしょう。
- 溶剤を刷毛塗りする際に効果的なのは、研摩を併用することです。道具としましては、「ケバトリン」や「スーパーがんこ」が適します。溶剤を刷毛塗りした直後、そのまま表面をゴシゴシこすって下さい。その後で、ウエスで拭き取りをします。
- 1や2の方法で旧塗膜の除去がうまく行かない場合には、「剥離剤」を使うことになります。木材に浸透している塗料を除去するには、「ステントル」が向いています。造膜を除去するには、旧塗膜の種類(推察できれば)や、厚みによって「剥離剤」を選びます。
大橋塗料が自信を持ってお勧めする「剥離剤」。目的が合致するものがございましたら、ぜひ一度お試しいただければと思います。
使用説明書・安全データシート等良くお読みになり、使用方法、注意点を守ってお使いになるようお願いいたします。
塗料剥離剤
- 木部に浸透した塗料を分解し浮き上がらせて除去する >>> ステントル
- 造膜しているラッカーやウレタン等の除去 中性タイプ >>> ケストル
- 主として建築塗装の剥離に威力を発揮する中性厚膜タイプ >>> ハクリパワーSD300
- 外装建築用 毒性の強いメチレンクロライドを含まない 環境対応タイプ >>> バイオハクリRE
- 作業環境の保全性・環境性に優れた水系塗膜はく離剤 >>> バイオハクリX-WB
- 内装仕上塗剤から外装塗膜仕上塗剤まで様々な塗膜の除去が可能な水系タイプの塗膜剥離剤。 >>> バイオハクリAQ
- 明るい色をもう一度。キシラデコールシリーズに最適な剥離剤 >>> 剥楽
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