オスモカラーのメンテナンス・補修

オスモカラーは含浸タイプの塗料ですので日頃のメンテナンスやキズ、面荒れに対する補修が必要になります。
オスモカラー塗装品に対しての愛着を込め、早めのお手入れを心掛けていただければ、 木材もその表情と風合いで長く私たちの目を和ませてくれるはずです。

■フローリング
日頃のお手入れには、水1リットルに「オスモウォッシュ&ケアー」を容器のキャップ2杯程混ぜて、固く絞った雑巾で拭き掃除をして下さい。
半年か一年毎に「オスモワックスクリーナー」を布に付けて拭き上げることで撥水性が持続します。

日常生活で液状のものをこぼしてしまった場合には、速やかに拭きとって下さい。
取れにくい汚れが付いてしまったら・・・

★布を使って「オスモワックスクリーナー」を汚れの部分に付けて2〜3分放置した後に拭き取ります。

シミやキズが付いたら
  1. #240番程度のサンドペーパーでシミ・キズ部分をよく研磨します。
  2. 同じく#240番程度のサンドペーパーに、そのフローリング塗装に使用した色のオスモカラーを付け擦り込み塗りをします。
    小さなキズは「オスモパッド」にオスモカラーを付けてこすっても構いません。
  3. 20〜30分放置後、ウエスで指に力を入れず柔らかく拭き取ります
    → そのまま一晩放置
  4. 色が薄ければウエスに同じ色のオスモカラーを付けもう一度塗って、20〜30分後に拭き取ります。
  5. 最後に#3032フロアークリアーをウエスに付け薄く塗って補修完了です。

オスモオプティーセット
メンテナンスに欠かすことが出来ないのがモップです。
ワンタッチで取り外しが出来る柄付きベース1本とダストモップ(グリーン)、マイクロモップ(ホワイト)、アクティブファイバー布(緑の縁かがり)が各1本で1セットになっています。

★手順とオプティーセットの使用法についてご説明いたします。
  1. まず、オプティーセットのダストモップ(緑)で何も付けずそのまま床を拭いて下さ い。静電気が起きてホコリがダストモップに吸着されます。
  2. 次にフローリングをご覧になり、汚れがヒドイ部分はオスモ/ワックスクリーナーを霧吹きでスプレーしてオスモパッドでゴシゴシこすって下さい。
  3. その後でオスモ/ワックスクリーナーを床全体に霧吹きするか、又はアクティブファイバー布(緑フチ)に直接オスモ/ワックスクリーナーを付け薄く塗り広 げてください。
その後は、日常的なお手入れで、オスモ/ウォッシュ&ケアーを水1リットルに対しキャ ップ1パイ入れたものをマイクロモップ(白)に付け拭き掃除をして いただければ、撥水性が維持されフローリングの表面に汚れが付きにくくなります。不特定多数が出入りする場所や、土足歩行するところは、頻繁にウォッシュ&ケアーで水拭きし塗装面を痛める砂やホコリを除去して下さい。
大規模施設は週に一度、中規模施設で月に一度、ワックスクリーナーでメンテナンスして下さい。ウォッシュ&ケアーで掃除した後に行うと、より効果的です。

オプティーセットの3種類の布の後始末ですが、緑のダストモップは汚れ が不着しましたら、はずして洗濯して下さい。 緑フチのアクティブファイバー布は、ワックスクリーナーで使い終わった後で洗剤をつけ て良くもみ洗いして下さい。干して乾燥すれば又ご使用いただけます。 マイクロモップ(白)は水洗い後に洗濯していただければ、乾燥後何度でも使えます。

★ 生活磨耗(歩行磨耗)の激しい部分は早めに#3032フロアークリアーによる再塗装が長持ちの秘訣です。

★メンテナンスとお手入れについて説明させていただきましたが、上記のメンテナンスをしていただいても長期的に見て、水を床にたらしてまん丸にはじかないでダランと広 がってしまうようになったら、それを合図として#3032フロアークリアーを薄く塗って いただく方がよろしいかと思います。



■浴室回り・台所回りなど水回りのカビに対する手当て
新築など使い始めのお手入れは2〜3週間に一度、#4006ウッドプロテクターをウエスに付け薄く延ばし塗りして下さい。十分な換気をしながら行って下さい。
その後は段々間隔を空けて塗っていただければ十分なメンテナンスになります。

黒シミ・カビが生えてしまったら
  1. 水分、湿気を良く取り、乾燥させる
  2. カビ取り剤アクトリンを塗布し、しばらく後水を付けた雑巾で拭き取ります。ひどいカビの場合は#240サンドペーパーで表面を研磨し、カビ取り剤アクトリンを塗布します。
  3. 良く乾燥させて、カビが取れたのを確認した後、#4006ウッドプロテクターをカビの発生した部分以外も全体に塗ります。
  4. 24時間乾燥後、フロアークリアーを塗り込み、30分放置後ウエスにて拭き取って補修終了です。


■家具や木製部分のメンテナンス・補修
普段のお手入れは乾拭きか堅く絞った水拭きで構いませんが、艶が引けて干乾びた様になったり、水がすぐさま染み込む様になったらメンテナンスが必要です。#3101ノーマルクリアーをウエスに少量付け、薄く延ばし塗りして頂ければ元の艶がよみがえります。

取れ難い汚れが付いたら
★「オスモワックスクリーナー」を布で汚れの部分に付け、2〜3分放置し、その後拭き取ります。

シミやキズが付いたら
  1. #240番程度のサンドペーパーでシミ・キズ部分をよく研磨します。
  2. 同じく#240番程度のサンドペーパーにその家具や木部の塗装に使用した色のオスモカラーを付け擦り込み塗りをします。小さなキズは「オスモパッド」にオスモカラーを付けてこすっても構いません。
  3. 20〜30分放置後、ウエスで指に力を入れず柔らかく拭き取ります → そのまま一晩放置
  4. 色が薄ければウエスに同じ色のオスモカラーを付けもう一度塗って、20〜30分後拭き取ります。
  5. 最後に#3101ノーマルクリアーをウエスに付け薄く塗って補修完了です。


ウッドデッキ・ラティス・フェンス等外装木部
外部の木部は紫外線や風雨、虫や腐敗菌といった、室内には無い脅威にさらされています。オスモカラーは耐候性の良い顔料を使用していますが、それでも色あせて来れば紫外線の影響を受けますし、水ハジキの力が衰えれば水が浸入し腐敗菌が育ち易くなります。できれば一年に一回のメンテナンスをお奨めします。
  1. ウッドデッキ等の汚れをデッキブラシ等を使用してきれいにします。
  2. 水分が含まれていない事を確認します。
  3. 前回使用したオスモカラー又は外装適用のオスモカラーを塗ってメンテナンスをします。
★ 前回より少々濃い色味のものを塗ると見栄え良く仕上がります。
★ デッキ材には腐りにくい「イペ」「ウリン」などの堅木やACQ処理(防腐・防虫剤加圧注入)済のデッキ材、シーダーなど柔らかい材で塗料で保護するケースなど、ケースバイケースのメンテナンスが求められます。
  • 腐りにくい「イペ」「ウリン」などの堅木は総じて色の濃い材が多く、その色を持ち味として楽しむケースがほとんどです。その色が時とともに白っぽくなる白銀化を防ぐ意味で、木の色に近い薄い色の「デッキオイル」で定期的なメンテナンスを行うことで長期にわたりその材の風合いを維持できます。
  • ACQ処理(防腐・防虫剤加圧注入)済のデッキ材も同じく時とともに色があせて来ますので、撥水性の維持も兼ねて「ワンコートオンリー」や「カントリーカラー」などで定期的メンテナンスをお奨めします。
  • WR」を塗って他のオスモカラーを上塗りして保護しているデッキ材のメンテナンスには、「ワンコートオンリー」や「カントリーカラー」、「ウッドステインプロテクター」などを定期的に塗ることによって防虫・防腐効果の維持、色あせ対策、撥水性の維持が出来ます。
  • 長期間メンテナンスされていない、痛みきった木部を塗り替える下処理に使用します。灰色化した木部がほぼ元通りの色、風合いに戻ります。
    自然分解するオルキル酸からできています。
    まず、処理しようとする木部を水でぬらしてから、ジェル状になっているウッドリバイバージェルをそのまま刷毛で塗布し、20分程度放置後デッキブラシなどでこすりながら流水で洗い流します。
    その後48時間以上乾燥させてからウッドステインプロテクターなどで塗装します。
    右の写真は「ウッドリバイバージェル」の施工例です。

オスモメンテナンス製品

ウッドリバイバージェル 2.5L ブラシ付き
ウッドリバイバージェル
オスモ ウォッシュ&ケアー 1L

オスモ ウォッシュ&ケアー 5L
オスモ ワックスクリーナー 1L
オスモ ワックスクリーナー スプレー式 0.4L

ペイントリムーバー 0.75L
オスモガーデンクリーナー 1L
オスモ専用刷毛洗浄液 1L

オスモ専用刷毛洗浄液 4L

▲ このページのトップへ