施工方法
水性ウレタンでもここまで出来る!
今最もハイレベルな水性塗装の世界
Step-Before

最強の水性ウレタン「フレッシュアクア シリーズ」を使い、ハイレベルな工程と短縮工程を同時にご覧いただきます。

Step-1-1 塗装板1
ワンダーハイブリッド目止め剤」を使用して目止め着色 をした後、
フレッシュアクアFサンジング」で中塗り

[塗装板1]

1:目止め着色剤「ワンダーハイブリッド目止め剤」に「ワンダーステイン」を配合して素地の目止め着色をします。
配合:
・ワンダーハイブリッド目止め剤・・・100g
・ワンダーステイン/マホガニー・・・15g
・水道水・・・ 50 g

※上記配合にてよく混合したものを刷毛塗り、中の写真が塗り終わった状態、右写真はウエスで拭き取った後の状態。

2:30分以上乾燥の後、
・フレッシュアクアFサンジング・・・100g
・ワンダーステイン/マホガニー・・・0.5g
の配合されたものを刷毛塗りします。(下写真)

※ワンダーハイブリッド目止め剤はフレッシュアクアFシリーズを始めとする水性塗料の工程で、特に厚膜の塗装をする為に導管を目止めする目的で開発された、強力な目止め着色ベースです。
ワンダーステイン等を10〜20%程度の範囲で混合して、50%以上適量水を加え、刷毛塗り後ウエスで拭き取ります。

※2のフレッシュアクアFサンジングは、着色ムラや色の深みを出す為ワンダーステインを少量混ぜていますが、無色でも構いません。

Step-1-2 塗装板2
違う板に目止めをしないで「フレッシュアクアFサンジング」で 着色

[塗装板2]

1:目止めを省いていきなりサンジングで着色を行っています。

・フレッシュアクアF/サンジング・・・100g
・ワンダーステイン/マホガニー・・・10g

上記配合の塗料を刷毛塗りします。

※かなり色が濃いですので、場合によっては水を5%加えても良いでしょう。刷毛ムラを起こさないよう左右にすばやく動かし、色を均します。
この作業はある程度刷毛塗りのテクニックが必要となる作業です。


Step-2 ステップ1の塗装板1と2を見比べた上、
フラッシュアクアFサンジング」をさらに塗り重ね

※ステップ1で塗りあがった塗装板1と2を塗り比べます。
色の濃さは殆ど同じで一見同じ塗り上がりに見えます。
※良く見ますと、塗装板1は導管に目止め剤の粉が詰まっているの見え、塗装板2では導管が開いているのが見受けられます。

1:両方の板をオーバーサンドに気をつけ「スコッチブライト切れるタイプ#320」を使って、ケバ取り研磨をします。
2:フレッシュアクアFサンジングを両方の板に塗り重ねます。

※フレッシュアクアFサンジングを塗り重ねた塗装板1と2を比較しますと、導管のシールのされ方の差がさらに広がった幹事が見受けられます。

Step-3  フレッシュアクアF」で最終仕上げ

1:両方の板をオーバーサンドに気をつけ「スポンジ研磨剤#ファイン」を使って、全面研磨をします。
2:両方の板をオーバーサンドに気をつけ「スコッチブライト切れるタイプ#320」を使って、ならし研磨をします。
3:最終仕上げ
フレッシュアクアF半艶消し・・・100g
アクレックスポアーステイン/マホガニーブラウン・・・3g
を配合したもので刷毛塗り仕上げをしました。

※塗装板1に比べ塗装板2は若干導管の落ち込みが目立つ仕上がり(セミオープン仕上げ)となっております。塗装板1はセミクローズ(鏡面塗装まではならないまでも導管がふさがれている肉持ちの良い仕上がり)となっています。

※2通りの仕上げ方は、仕上がりまでのスピードが大きく違いますので 、仕上りが許せれば塗装板2の方法で、スピード感のある施工が良いと思います。
仕上がり重視ならば塗装板1の工程がお勧めです。