アバナ

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セニデコ社のフランス漆喰「アバナ」とは?

南仏プロヴァンスの古い家屋の壁を思わせるような、表情豊かで濃淡のあるアンティークの壁を造る事ができる漆喰です。

漆喰と塗料の中間に位置する薄塗りの内装材です。

コテや刷毛、専用のスポンジを使って表情を作り仕上げることができ、さらに模様を造った後にステンレス鏝で軽く押えたり磨く事でマットながら落ち着いた光沢感のある仕上がりまで自由に表現できます。
フランス漆喰の持つ調湿・空気浄化などの性能はそのままで、他の漆喰材に比べ耐水性に優れ、仕上がった肌は非常に硬くなめらかで、水周りや店舗の壁にも最適です。

もう一つの特長は、フランスのルシオンから採掘された最高級の顔料を使用する事で生まれた独特の色の深みと表情、高耐候性に優れている漆喰です。
他の漆喰ではあまりない深みのあるブルーやグリーン、オークルなどの色を楽しめます。


多彩な表情を持つ「アバナ」
コテ塗り+刷毛で模様付け
コテ塗り+アバナ専用スポンジ

コテ塗り+ボアゼット
コテ塗り+コテ押さえ


施行の流れ
下地処理
下地処理
石膏ボードはVボードかテーパーボードをなるべくご使用下さい。
ボードのジョイントにファイバーテープ処理をしてから、パテ材にてビスの頭やジョイントを埋めます。
パテ処理は2回に分けて(下塗と上塗り)施工していただく事をお薦めします。

パテ・テープ材はこちらよりご購入いただけます



シーラー処理
下地処理

デコプロヴァンスの内装用の下塗材は、共通してこちらのセニクリルを使用します。
WAKABAローラーにてローラー1回塗りします。
乾燥時間は6〜12時間です。
しっかりと乾燥してから、コテ塗りのデコ・プロヴァンスの施工に移ってください。

!注意!
アバナは薄塗り(1mm)の仕上がりですので、下地処理・シーラー処理は念入りに行ってください。
下地処理はペーパーでなるべく平滑にして、シーラーを必ず塗装してください。


 


漆喰塗り

アバナ

アバナ

アバナ

アバナは薄塗り(1mm)で仕上がる漆喰になります。
アバナはベースが白色ですので、色を付ける場合は 専用のアバナカラーを使用します。
『アバナ 5kg 1缶』に対してアバナカラーを1袋入れた色味が 下記色見本帳と同じ色になります。

まずアバナ本体とアバナカラーの粉同士を攪拌します。
しっかり色が混ざったら、 先に別容器に水を総重量の半分の量の水を入れます。(アバナカラーは色によって容量が違う為)

例:
アバナ 5kg+アバナカラー ネニュファー 400g
 ⇒ 水は2,700g程必要になります。
(別容器に入れる水の量は2,500g程にして、攪拌する際に水を足して微調整します)

別容器の水を規定量入れたら色を混ぜたアバナを入れて5分以上攪拌してください。

しっかりと攪拌できたら、コテor刷毛やコテバケを使って壁に塗りつけていきます。
厚みは1mm程度に薄く平滑になります。
コテ塗りの場合は、塗り付け後に刷毛やスポンジで模様を付けます。
刷毛・コテバケの場合は模様を付けながら下地が見えないように塗ります。
刷毛を左右上下に動かして塗り、お好みのテクスチャーをつけてください。

テクスチャーアレンジ

アバナは上記のように刷毛やスポンジ等で模様をつけて完成でも充分ですが、模様を付けてから半乾きの時にステンレス鏝で頭を押えると、刷毛目とコテで押えた部分の凹凸ができ、色の濃淡も生まれアンティークな壁面を表現できます。
さらにコテを磨き続けると光沢がでてきます。

大理石のような硬く光沢感のある仕上がりにするには、コテ塗りでアバナを塗りつけた後、半乾きのタイミングでステンレス鏝にて磨いていきます。
ランダムにコテで押えた跡が焼付いて自然なムラのある仕上がりになります。
だんだんと光沢がでてくれば完成です。

木目調のパターンを付けたい場合は、コテ塗りで平滑に塗り付け後にセニデコ専用ボワゼットを使用して木目の模様を付けます。
半乾きのタイミングにコテで頭を押えると、よりリアルな木目を造れます。



アバナ アニス
アバナ ジャスプ
アバナ ブリック
アバナ ブロー

アニス色
(軽くコテ押さえ)
ジャスプ色
(刷毛+コテ押さえ)
ブリック色
(スポンジ+コテ押さえ)
ブロー色
(コテ押さえ)

 

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