セニデコTOP |  デコ・プロヴァンス |  デコレ |  アバナ
クレピー・プロヴァンサル |   セニカベ |  セニピエール

セニデコ社のフランス漆喰「デコ・プロヴァンス」とは?

南仏プロヴァンスの母なる大地、石灰岩をベースに造られた人にも環境にもやさしい天然100%の漆喰です。
従来の塗り壁やクロスでは表現できない濃淡のある独特の風合いが魅力の一つです。

デコ・プロヴァンスの仕上げ方は、まっ白な天然漆喰をコテ塗りした上に、天然の蜜蝋ワックスに天然顔料を入れて、コテやグローブなどで仕上ます。

蜜蝋ワックスを塗る事により、漆喰が本来持つ性質(空気浄化など)は損なわず、調湿効果、撥水性、紫外線防止効果、静電気防止効果がより向上します。

デコ・プロヴァンスはとてもなめらかな仕上がり・質感になりますが、他の西洋漆喰に多く見られる『手に粉がつく』、『ボロボロ欠ける』などの欠点がなく、表面は硬く、蜜蝋ワックスのなめらかな肌触りとなります。

漆喰の塗りパターンによって色々な表情を楽しむ事ができ、かわいいお部屋、モダンなお部屋、アンティークなお部屋までどんなお部屋にも幅広くご利用いただけます。

密ロウワックスとは


デコ・プロヴァンスは3つの骨材より仕上がりを選択できます

デコ・プロヴァンス ペースト
最も粒子の細かいタイプです。表面が滑らかに仕上がり自然な色の濃淡が楽しめます。
デコ・プロヴァンス Vパウダー
Rパウダーの質感にバーミキューライト(骨材)が加わり、独特の風合いのある壁になります。


カラーバリエーション
施行の流れ
下地処理
下地処理
石膏ボードはVボードかテーパーボードをなるべくご使用下さい。
ボードのジョイントにファイバーテープ処理をしてから、パテ材にてビスの頭やジョイントを埋めます。
パテ処理は2回に分けて(下塗と上塗り)施工していただく事をお薦めします。

パテ・テープ材 → こちらでご購入いただけます



シーラー処理
下地処理
デコプロヴァンスの内装用の下塗材は、共通してこちらのセニクリルを使用します。
WAKABAローラーにてローラー1回塗りします。
乾燥時間は6〜12時間です。
しっかりと乾燥してから、コテ塗りのデコ・プロヴァンスの施工に移ってください。


漆喰塗り
漆喰塗り
3種類の骨材からお好みの仕上がりを選択いただいてコテ塗りにてパターンをつけます。
パターンを大きく(ひきずり)だすと、凹凸部分に次の工程の蜜蝋ワックスがたまり、濃淡の具合が大きくなります。
逆にコテムラを控えめに塗っていただくと、蜜蝋ワックスの濃淡も少なくなります。

蜜蝋ワックスの同じ色でも、漆喰の塗りパターンでここまで濃淡の差をだす事ができます。
(左画像下の2枚 ※クリックで拡大します)


デコ・プロヴァンス ペースト
最も粒子の細かいタイプです。表面が滑らかに仕上がり自然な色の濃淡が楽しめます。
デコ・プロヴァンス Vパウダー
Rパウダーの質感にバーミキューライト(骨材)が加わり、独特の風合いのある壁になります。


蜜蝋ワックス塗り
蜜蝋ワックス

ペイントツール各種
ワックス1缶に対して専用顔料プロヴァンスカラーを1個を混ぜてから使用します。
ムラにならないように、ヘラなどよくかき混ぜます。
※色見本のヴァントー色はプロヴァンスカラーを入れずに蜜蝋ワックス単体で使用した色味になります。

完全に乾いたベース材(デコプロヴァンス)の上に、色を混ぜたワックスをプラスチックコテやペイントグローヴを使って塗っていきます。
細かい部分は刷毛で塗り、コテやグローブを色々な方向に塗り延ばしていきます。

グローブを使う場合は、グローブでざっくり全体に塗っていき、スパチュレットで多くついている所やダマになってる部分をしごくように塗り延ばします。
プラスチックコテの場合は、少し塗布量を多くして全体に塗ってから、乾く前にシゴキながら多く付きすぎたワックスをとっていきます。

凹部分はワックスが溜まり濃くなり、凸部分は色が薄く現れ、自然な色の濃淡が出来上がります。


カラーバリエーション


→ 商品についてのお問い合わせ・資料カタログの申し込みはこちら


デコ・プロヴァンスの施行マニュアル
工 程 作業内容
1 ボードなどのジョイント部は ガード2パテグラスファイバーテープ 等で処理
2 セニクリルをWAKABAローラーで塗布(12時間乾燥)
3 デコ・プロヴァンス ホワイト(ペーストorパウダー)を万能コテ(ニューアローライン)でコテ塗り。

この段階で、白い漆喰壁(フランス壁)としては充分な仕上がりとなっていますが、さらに一味違った壁の仕上がりを求める場合には着色と陰影を加える工程を行います。
工程4に進んでカラーワックスを上から塗って下さい。
4 蜜蝋ワックスにプロヴァンスカラーを加えたもので、デコプロヴァンスを塗った上からさらに刷毛や「スパチュレット」「プラスチックコテ」等を使い、着色と陰影を加えて仕上げます。
作業の際はペイント用手袋、またはボアセット(ゴム製)を着用して下さい。

 

reform&renovation

 

画像をクリックすると拡大表示します

>> マニュアルをダウンロードする(PDFファイル 約250kb)


デコ・プロヴァンスの標準塗り必要量

セニクリル

施工面  六畳間の場合 八畳間の場合
壁のみ 約4L必要(面積約28m²) 約4L必要(面積約32m²)
天井を含む壁面 約5L必要(面積約38m²) 約6L必要(面積約46m²)

ペースト

施工面  六畳間の場合 八畳間の場合
壁のみ 約32kg必要(面積約28m²) 約36kg必要(面積約32m²)
天井を含む壁面 約44kg必要(面積約38m²) 約53kg必要(面積約46m²)

蜜蝋ワックス

施工面  六畳間の場合 八畳間の場合
壁のみ 約4L必要(面積約28m²) 約4L必要(面積約32m²)
天井を含む壁面 約5L必要(面積約38m²) 約6L必要(面積約46m²)

塗り壁リフォームガイド



施行実例画像集