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セニプラスト



施工材料が飛散しても大丈夫なようにマスカーやマスキングテープを使い床や幅木・周縁などを養生をしておきます。

塗り壁やペイントを使用する際の石膏ボード(プラスターボード)の種類はVボードを使用下さい。平ボード(ジョイント部分が平)ですとクラックが発生する恐れが高まりますのでご注意下さい。

石膏ボードに付着しているゴミはカワスキやヘラで取り除き、油分が付着している場合は中性洗剤でしぼった雑巾できれいにして下さい。

石膏ボードのジョイント部中央に浮きやシワができない様にファイバーテープを貼り付けます。

使用材料・道具:タイガーグラスファイバーテープ

ファイバーテープ(薄塗り仕上げ用)

目地に沿ってテープの目が完全に隠れるように下パテをヘラで塗布してください。この時に石膏ボードの目地にきちんとパテを充填しないとクラックの原因になりますので注意してください。ビス頭も同時にパテ処理をします。

下パテが乾いてから#120〜180くらいのペーパーでパテの表面を整えて下さい。

使用材料:ガード?Uパテ(上・下パテ兼用) or コナパテV60(下パテ用)

ガード?Uパテは練り状ですので少しこねてからすぐ使用できます。パテのヤセは少ないですが若干硬めなので作業性・研磨性は少しおちます。ガード?Uパテ 2.5Lで約30平米施工できます(ボードの貼り方による)

コナパテV60は粉末状なので水を加えて攪拌する必要がございますが、乾燥も速くパテ後の研磨がしやすく、パテの伸びも良いので作業性に優れたプロの施工業者向きです。コナパテV60 5kgで約30平米施工できます(ボードの貼り方による)

使用道具:パテ用下地ヘラ 鋼製 2号(63mm幅)

パテ用プラスチック盛板

 

下パテがしっかり乾いてから目地に沿って下パテが完全に隠れるように上パテをヘラで塗布してください。

上パテが乾いてから#180〜240くらいのペーパーでパテの表面を整えて下さい。パテ後の研磨はその上に塗る仕上げ材がペイントや薄塗り仕上げ材であればある程しっかりペーパー掛けをする必要がございます。

パテ材にはそれぞれ乾燥時間が設けられてますが、温度や湿度によってパテの乾燥時間は大きく変化し、パテの乾燥時間が不十分な状態で上塗りの塗料・塗り壁を塗るとパテのラインが透けて見えてしまったりパテの部分だけ色むらになる現象が起きますのでご注意下さい。

使用材料:ガード?Uパテ(上・下パテ兼用)orコナパテF120(上パテ用)

使用道具:パテ用下地ヘラ 鋼製 3号(119mm幅)

パテ用プラスチック盛板

 

パテ処理が完全に乾いてから全体をセニクリルシーラーで塗りします。セニクリルシーラーは原液で使用して下さい。

細かい部分は水性塗料用刷毛を使用し、大きい面はマイクロエースローラーで塗ります。シーラーの乾燥時間は約4時間となります。

使用道具:ひよこ刷毛 マイクロエースローラー

シーラーが乾きましたらセニプラストをコテで塗りつけていきます。
セニプラストは粉末状なので水を混ぜて煉り状にして使用します。大きめの空のバケツに水を約7〜8リットル水を先に入れてからセニプラストを水の中に入れていきます。この順番を逆にして攪拌してしまうと底の部分が攪拌できず希釈する水の量も変化してしまいますので注意下さい。

5分以上しっかりと攪拌したら10分程養生を置いてからもう一度攪拌をしてから使用下さい。養生を置いた際に材料が堅くなりすぎた場合は一度だけ水を足すことができますので、塗りやすい堅さになるまで水を加えてください。

セニプラスト カラーボトルを使用する場合は、水練り前にセニプラストと色粉を空練りしていただくと、よりムラのなく塗る事が可能です。

セニプラストは最大で6mmまで厚く塗れますが、コテでは一度にそこまで厚く塗れませんので厚塗りする場合は一度下こすりをしてから、何回かに分けて厚付けして下さい。

セニプラスト 20kg/1袋で約12平米(塗り厚2mm)が標準施工面積となります。

塗りっぱなしでラフに模様付けをしたり、ラフ塗りから少し頭を押さえて滑らかな肌やフラット仕上げ(コテ波を消す)など様々なパターン塗りで仕上げられます。

コテで塗りつけが終わりましたら養生を外し、チリ際を押さえて完了です。指触乾燥時間は24〜48時間、完全乾燥は72時間以上が目安となります。西洋漆喰は初期のうちは肌が柔かく手で触って白い粉が付く事もありますが空気中の二酸化炭素を吸い続けることで徐々に堅くなり強度もでるようになります。

使用道具:攪拌機 万能コテ コテ板L

 

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