リョービサンダーS-1000E リョービサンダーS-1000E

素地研摩にはズバリこれ!抜群の研磨力。フィードバック制御が安定した作業を実現しました。高い剛性のダイガストフレーム&ベース。抜群のウエイトでバランスで振動を軽減します。最適の偏芯量と高研削力を実現します。


長年使い込んだオイルフィニッシュ仕上げの栃の木テーブルをオリオ2ウッドワックスで塗り替え

step-before

リボスのオイルで仕上、長年使い込んだテーブルを思い切って耐久性のあるオリオ2ウッドワックスでリフォームします。
細かいキズが無数にあり、所々にシミもある為、今回は電動サンダーで本格的に素地研摩を試みます。今回は2種類のサンダー「リョービRSE1250サンダーポリッシャー」と「リョービSー1000Eサンダー」を使って、旧塗膜を除去します。非常に使いやすく高性能な高速サンダーです。
上記写真はリョービSー1000Eサンダーにカットサイズの「コバックスフィニッシングペーパー93mm×228mm」を装着しています。左から写真の様に装着後、付属の穴あけ器で吸塵穴を空けますと、付属の吸塵袋に作業中研摩の粉塵が吸塵されます。

矢印

オイル塗装面を研磨

オイル塗装がしてある旧塗膜面の研摩を始めます。
リョービSー1000Eサンダー」を使って、まず#120番で荒研摩から研摩を行ないます。少し上から手で加重を掛けて研摩をします。こうすることでより強い研削力が生まれます。
#120であらかた旧塗膜が除去出来ると思います。その後同じ#120番で今度は加重せずに表面を滑らせるようにして満遍なく研磨します。この事によりサンダーはマックスの高速回転して細かな研削となり、荷重したときの深く入った荒いペーパー足を消してくれます。
次にペーパーを#180番に替え、#120の時と同じ手順で研摩をします。#120番のペーパー足を#180で消して研摩する訳です。最後に手研摩で#180番研摩をすれば終了です。
サンダーをかけている時にはそれほど粉塵は舞い上がらず、研摩粉塵は吸塵袋に吸着されます。(3枚目写真)
右端写真、サンダー・手研摩にて研摩終了の状態。

水性ニス「カラーパレット」を塗り重ねます

オリオ2は2液タイプの浸透型オイル塗料です。
自然の植物樹脂を原料にしたオイル塗料の中では、最も耐久性(耐水性・耐熱性・耐汚染性等)の優れた塗料として多くの実績を持ち、高いご支持をいただいている塗料です。
オリオ2ウッドワックスは、オリオ2の主剤に天然ミツロウを配合したタイプで、塗料の性能等はオリオ2と同等です。

配合は
■オリオ2ウッドワックス主剤・・・100g
■オリオ2ウッドワックス硬化剤・・・50g
■オリオ2ウッドワックス専用希釈剤・・・50g

で配合しました。

塗装道具は「コテバケ」が最も適し、塗りムラの少ない塗装が可能となります。
右端写真、1回目の「オリオ2ウッドワックス」塗り上がり写真。
仕上がりの感じは、リボス等の自然オイルの仕上がりと変わりありません。

水性ニス「カラーパレット」をさらに2回塗り重ねます

4時間放置(気温20度)後に、ケバ取り研摩をしてから、オリオ2ウッドワックスの2回目を塗り込みます。

配合は
■オリオ2ウッドワックス主剤・・・100g
■オリオ2ウッドワックス硬化剤・・・50g
■オリオ2ウッドワックス専用希釈剤・・・50g

で配合しました。

塗り上がり写真右端です。
表面には塗膜は無く、オリオ2ウッドワックスは完全に浸透しています。
手触りは非常に良く、オリオ2ウッドワックスの浸透により、栃の木の美しい木理が浮き上がり鮮やかな表情が見て取れます。




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