下地のペイントがしっかり乾いているのを確認してからアンティークメディウムを塗っていきます。塗り方は刷毛や筆に少しだけ付けてかすらせるように塗っていくか、少量をウエスに付けてこするように塗っていきます。
塗装工程の中でクラッキングメディウムを塗っている場合は下地が完全乾燥しているのを確認してから塗ってください。完全に乾ききる前に塗ってしまうとウエスに水を含ませたもので拭き取った時に下地の塗膜が動いてしまう恐れがございます。
塗料を塗りすぎてしまった場合はウエスに水を含ませ拭き取っていただければ汚しの付き具合を調整することも可能です。ですが、乾燥しすぎると拭き取ることができませんのでご注意下さい。一度乾燥させてから再度アンティークメディウムをかけていくと色の重なりが生まれ、より深い汚れ具合を表現することができます。
汚しのポイントは汚れが集中しやすい角や入隅などを強めに汚して、全体は拭き取りをしっかりしてやさしく汚すとメリハリが付いて、よりアンティークな風合いになります。
おすすめ塗装道具:ウエス 白毛金巻 天然海綿パット |