日本には古くから屋根材として瓦を使用されていきましたが、価格の安いセメントと繊維を合わせて作られたスレート屋根やトタン屋根が近年では多く使用されています。スレート屋根やトタン屋根は耐久性が非常に高い日本瓦やガルバリウム鋼板に比べると早い段階で塗り替えが必要となります。 塗り替え時期は一般的には新品のトタン屋根で5〜10年、スレート屋根で10年〜と言われていますが、屋根の塗り替えのタイミングは屋根の形状や直射日光の当たる具合、地域の雨量の多さによって大きく変わります。また、古い屋根材を既に塗り替えている場合は、使用されている塗料の耐久年数によって変わります。 塗り替えのタイミングを見誤りますと雨漏りの原因や屋根材自体の葺き替えを行なわないといけなくなります。屋根材の劣化具合を早めに把握して、劣化しすぎる前に塗り替えをしていただく事をおススメします。 屋根材の塗り替えをご自信でDIYにて塗装を考えていらっしゃる方は、素材の劣化具合の見極めや雨じまいの見極めがしっかり出来ないと雨漏りの原因となりますのでご注意下さい。 トタン屋根の塗り替えは高圧洗浄としっかりとしたケレンがけが行なわれ、塗料の選定を間違えなければ比較的DIYでも塗装できる場合がございますが、スレート屋根は波型スレート、化粧スレート、厚型スレート(スレート瓦)、コロニアル、カラーベストなど非常に種類が多く、 屋根塗装は高所での作業という点や素材の見極めの点からDIYでは非常に難しい塗装になります。また、ホームセンターでの販売されいる家庭用塗料は当店で販売しているプロ用の業務用塗料に比べ耐久性は落ちますので、DIYにて塗装する際は下塗り剤と上塗り剤の塗料の選定を間違えず、十分な安全確保と適切な下地処理をおこない塗装下さい。 塗料の選定の中で高額な費用が掛かる屋根塗装において、ただ屋根の耐久年数を延ばすだけではなく、室内温度を下げる付加価値がある遮熱・断熱塗料を大橋塗料はおススメいたします。日々塗料の進化が進む中で遮熱・断熱塗料は数年前に比べ非常に高い性能を持つようになり、室内の温度や冷暖房のコストを改善する効果がより高くなっています。 大橋塗料では、多くのメーカーが取り組んでいる遮熱、断熱塗料の中でも非常に効果の高い塗料のみを抜粋してご紹介しています。遮熱・断熱塗料の材料価格も石油缶で1〜2万円程高価ではありますが、長期的な冷暖房コストや室内温度、建物の寿命を延ばす効果を考えますと決して高くはないかと思います。施工費用は特別高くなる事はありませんので、特にDIYで施工される場合は遮熱・断熱塗料をおススメします。 |