デザインコンクリートお試しキットを使った「世界に一つだけのオリジナル鉢植え」

作成は今回で3度目のデザインコンクリート作業となる我社の営業の谷川君。
初心者代表として鉢植え作りにチャレンジしていただきます。
お試しキットは約0.5平米分の面積をシーラー⇒塗付け⇒カービング(彫刻)⇒着色まで
全て施工できるだけの材料が入ったとってもお得なキットとなっています。

 

 

 

 

 

 

 

今回使用する鉢はホームセンターでも売っている素焼きの鉢です。

◊シーラー処理◊

まずはキットに入っている「NSハイフレックス」を3倍希釈してシーラーとして使用します。
素焼きの鉢は吸い込みが激しいので2回ぐらいたっぷり「ひよこ」の刷毛を使って塗ります。
NSハイフレックスは着色前にもう一度使うので半分ぐらいはとっておきましょう。

◊塗付け◊

シーラーは30分程で乾きますので、カンテラ(バケツに3kg入っています)を
水1.4Lを入れて練っていきます(全部使わない場合は何か別のバケツに移して
攪拌していきます)。しっかりとした攪拌機がなくてもこれぐらいの少量でしたら別売りの
ミキサーアタッチメント」で十分攪拌できます。
今回は別売りの「ニューアローラインコテ」で塗り付けをしていますが、キットについている
「カービングツール角」でも鉢ぐらいでしたら何とか塗れます。

コテ塗りがまだ上手にできないので上記のように軍手をして手で塗付けました。
目標の厚さまで塗りつけができたら、密着性を高める為しっかりコテで抑えます。

塗付けはこれぐらいラフに塗っていただいて大丈夫です。
カービングによる削り分を含めた塗り厚にしておくのが重要です。
今回の3kg分でこれぐらいの大きさの鉢が3〜4つぐらいは作れそうです。

◊カービング◊

今回は丸みがある石積みをイメージして鉢作りに取り組んでいます。
材料が少し乾いてきたら、キットの「造形用ブラシ小」で岩目の模様を付けたり、
「カービングール角」で岩の形を造っていきます。
材料が柔らかいうちは細かい巣穴や彫刻はできないので全体の型を作ります。

さらにカンテラが乾いてきたら細かいカービングに入れます。
「カービンシルバーエッジ小」はステーキナイフほどの大きさでサクサク削れます。
削り粉は常に「造形用お掃除刷毛」で取るようにしましょう!
ほおっておくとそのままくっ付いて固まってしまいますので掃除は念入りに!!

削りすぎて下地が見えてしまった場合は余っている材料があればそれを使い、
無ければまだ柔らかい削った塊があれば、それを手で押し付けて周りの材料と
同化させてタッチアップもできます。削った塊があまりにも硬い場合は使えま
せんのでご注意下さい。

カービングを始めて2時間ほどになります。
カンテラも硬くなり、石の硬い表情が造れるようになってきました。



これでカービング作業は完了です。
小さな石がたくさん張り付いたような、かわいい!?鉢になってきたかと。
右の小さな鉢も少し手伝ってひとつの石の塊を意識して削りました。
ここまでの作業で大体3時間ぐらいで出来ました♪
着色が出来るまで乾燥するのに24時間はかかりますので、
今日出来る作業はここまでとなります。

次の着色の工程は近日中にアップしますのでしばしお待ちくださいませ。