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補修(メンテナンスを含め)で塗る場合の塗料選択
【補修・塗り替え塗装】

浸透型の塗装を補修  造膜の塗装を補修  壁の補修

補修・塗り替え塗装の場合は新規の塗装と違い、まず旧塗膜な何であるか、何を塗る事が出来るのかを考えなくてはなりません。
塗り替えや補修をする塗装面を観察して、その塗装が表面に膜らしい膜が無く木の素材感が出ている浸透型の塗装なのか、又は表面に明らかに塗膜がある塗装なのかを判別してください。
塗膜があっても艶消しになっていると見分け難い場合もありますが、このような時は濡れ雑巾で拭いたりすることで分かり易くなります。

Q:なぜこの様な判別が必要になるのか


A: 浸透型塗料(たとえばオスモカラーや他のオイル塗料)を塗りたくても、旧塗膜がラッカーやウレタンのように塗膜がある塗装ですと、塗ることが出来ません。オスモカラー等の浸透型塗料の浸透をラッカーやウレタンの旧塗膜が邪魔するからです。
逆にウレタンなどを塗りたい場合でも、浸透性の塗料が塗ってある上に塗ろうとする場合は注意が必要です。塗料がうまく塗れたと思っても乾いてからペラペラはがれてくる、といったことも発生します。相性を考えた塗料選択が必要となります。

◎浸透型の塗装を補修する場合 ◎造膜の塗装を補修する場合 ◎壁の補修の場合
この3つに分けたガイドをご紹介しましょう。

◆旧塗膜が浸透型塗装の場合

浸透型塗料の補修・塗り替えは比較的楽に行うことが出来ます。
多くの塗料の場合、浸透型を塗ってあるところに同じ浸透型を塗る際には、本格的な研磨無しで上から塗り重ねることが出来ます。
ただし、浸透型の塗装は塗り替えのタイミングで素地がダメージを受けていたり、カビ等で黒ずんでいたりする場合がありますので、そのような時には素地を処理剤で復元回復してから再塗装をすることをお勧めします。

カビ・風化・痛みから木材を復元する処理剤 >>> こちら

カビ取り後、カビ予防に塗る下塗り剤は >>> こちら

浸透系の代表的な塗装である自然オイルの塗装では、何年かすると表面の油気が無くなり干からびたような風合いになり、場合によって表面が汚れでくすんで来ます。オイルのメーカーのクリーニング剤もそれぞれ発売されておりますが、使いやすいツールとセットでBonaというスェーデンの世界的メンテナンスメーカーでメンテナンスキットが発売されました。お手軽ににクリーニングと オイル面の蘇生が可能になります。
>>> Bona自然オイル塗装フロアー用お買い得メンテナンスセット

<塗って何年か経過してから塗り直す際のパターン例>

◆浸透型塗装から造膜して塗り替えしたい場合

塗料系を間違えなければ比較的安心して塗装していただけます。

<塗って何年か経過してから塗り直す際のパターン例>

◆旧塗膜が造膜塗装で塗り替えリフォームを行う場合

基本は足付けの研磨を施し、旧塗膜と同じ塗料を塗り重ねます。
しかし、実際には旧塗膜が特定できないケースや、旧塗膜とは異質の塗料を塗り重ねざるを得ないケースなど、リフォーム現場では様々なケースがあります。
そんな場合に、旧塗膜と塗ろうとしている塗料との相性をみたり、下準備をどうするかなどを確認することは非常に重要です。 中には、相性によって塗り重ねをまったく受け付けないケースもあるからです。

<トラブルに関する記述のあるページ>

補修塗装におけるトラブル 「はじき」について

うまく塗れたと思っても、数日すると剥がれてきた…のでは取り返しが付きません。
塗り替えにおいて発生するトラブルの一つである「はがれ」を説明しています。

補修塗装におけるトラブル 「はがれ」について

造膜の旧塗膜を塗り替えるケースでは、リスクが付きまとうケースが多く見受けられます。
広い面積を塗る場合は、まず目立たない部分に塗って密着を確認してから広い面積に取り掛かるといった用心が大切です。
ここまでの説明お読みいただいて、まだ塗り替えに不安を感じる場合には、お気軽にお問い合せ下さい。

皆様からいただくお問い合わせに多いのは、床などの旧塗膜が劣化・変色・はがれ等を起こしてしまっているが、張り替えではなく塗り替えでリフォームしたいといケースです。
この場合、旧塗膜が何であるかをお尋ねしてもなかなか特定出来ません。
実際、フローリングの塗装品は、ウレタン・UV・アミノアルキッド・水性など色々な塗料が工場ラインで塗られています。
また現場で塗られる塗料でも、油性ウレタン・溶剤系ウレタン(1液・2液)・水性・樹脂ワックス・オイル系など様々です。
最近多く出回っているUV塗装のフローリングや、現場で樹脂ワックスを塗られたケースなどは、足付け研磨をしても密着を確保出来ないケースがあります。

現場で旧塗膜が特定できなければ、確信を持って塗装を進められない点はまずご理解下さい。
このようなケースで塗り替えを進める場合は、前述の通り、まず目立たない部分で密着テストをすること、そしてなるべく密着性の良い塗料を選択すること等が有効な対策です。

  • 密着のテストとは、目立たない部分を実際と同じ様に#240程度のサンドペーパーで足付け研磨して、塗ろうとする塗料を塗ります。
    その後、充分乾燥させたら(乾燥が甘いと密着性が完全に出ません)、ガムテープやセロファンテープを塗装部分に押し付け、端をつかんで一気にめくり上げるというテストです。
    密着が悪ければ、塗った塗料の塗膜はテープに付いてはがれてきます。
  • 旧塗膜がある程度分かれば、それと同じ塗料系を選択します。
    旧塗膜が判別できなければ、なるべく密着性の幅がある水性ウレタン塗料をお勧めします。
    当店のお勧めは、フレッシュアクアF アクレックス木部用クリアー です。

ウレタンやUVなどの塗装では、何年かすると表面に無数のキズが付き、くもった風合いになり、場合によって表面が汚れでくすんで来ます。上記のような本格的な塗り替え塗装をしないで、とりあえず表面の汚れを取り、くすみやくもりを回復し、キズの手入れをしたい・・・といった方向けに使いやすいツールとセットでBonaというスェーデンの世界的メンテナンスメーカーでメンテナンスキットが発売されました。お手軽ににクリーニングと ウレタン・UV面の蘇生が可能になります。>>> Bonaウレタン・UV塗装フロアー用お買い得メンテナンスセット


【汚れ取り・ワックス掛け等メンテナンス】

植物オイル系の塗料メーカーでは、それぞれクリーナーとかメンテナンス用のワックス等を取り揃えています。

これらの植物系水性クリーナーや植物系ワックスは、造膜タイプの塗膜のクリーナーやワックスとしても使うことが可能です。
また、クッションフロアーやリノリウムなどにも使用可能です。


壁の補修・再塗装

reform&renovation塗り壁・ペイント失敗しないための下地処理

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塗り壁のポイント。人と環境に優しい壁材として、今、再び注目を集めている塗り壁。その魅力や、種類・特徴などのポイント、知っておきたい基本知識をお伝えします。
ビニールクロス合板古壁
塗り壁のポイント
古い入洛や繊維壁漆喰壁コンクリート
塗り壁のポイント


ビニールクロスの場合
ビニールクロスのをそのま生かして使用する
ビニールクロスの凹凸に注意して下さい
ビニールクロスのをそのま生かして使用する
ビニールクロスを剥がして塗り替えを行う


合板の場合


優れた機能性。塗り壁の部屋が快適な理由として、「空気の質」が挙げられます。大抵の塗り壁は、湿気を防いでカビ・ダニの繁殖を抑制し、気になるニオイや有害な化学物質を吸着・除去する性質を持っており、室内環境を健やかに保つ、人にやさいい素材です。

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